世界最大のインターネット映像配信サービス「Netflix」が8月24日(月)、都内で会見を行い、ソフトバンクとの業務提携を発表。注目を集めていた月額利用料金について、スタンダードプラン(月額950円税抜)をはじめ、3つのプランを明らかにした。「Netflix」は世界50か国以上で6,500万人を超える会員を誇る世界最大の映像配信サービス。長編映画やテレビドラマ、独自製作のオリジナルシリーズを月額定額制で配信する。日本上陸の発表以来、大きな関心が寄せられた月額利用料金は、画質や同時視聴できるストリーミング数によって、ベーシックプラン(月額 650円税抜)、スタンダードプラン(月額950円税抜)、プレミアムプラン(月額1450円税抜)という3つのプランが用意されることになった。会見には「Netflix」のグレッグ・ピーターズ代表取締役社長、ソフトバンクの代表取締役社長兼CEO宮内謙氏が顔を揃え、「パートナーとして必要なのは、あくなき想像の追求と革新性です。ソフトバンクはリスクをいとわず、目の前の壁をチャンスとして捉える企業」(ピーターズ氏)、「Netflixが、他の映像配信サービスと違うのは、科学的なアプローチ。わが社と共通した理念がある」(宮内氏)とがっちり握手を交わしていた。サービスが開始される9月2日(水)を前に、ソフトバンクと業務提携を結び、同社が「Netflix」申し込みの受付から請求までまとめて提供。今後は、両社によるオリジナルコンテンツの共同制作も検討されている。会見にはデーブ・スペクター、「品川庄司」の品川祐と庄司智春、ダコタ・ローズが駆けつけ、「Netflix」のサービス開始をお祝い。品川さんは、「又吉先生(芥川賞を受賞した又吉直樹さん)に、全力で頭を下げて、『火花』をNetflixで映像化したい!」と抱負を語っていた。