ロバート・ダウニー・Jrとポール・トーマス・アンダーソンが実写版『ピノキオ』の製作チームに脚本家、そしてプロデューサーとして参加することが分かった。ロバートは同ワーナー・ブラザース作品のプロデュースに関わる他、人形が生身の男の子に変身するストーリーの中でピノキオの生みの親であるゼペットおじさんも演じるという。また『ブギーナイツ』の監督として知られるポールはマイケル・ミトニックが作成した草稿を基に脚本を書き上げ、監督も務めるという形で話が進められているようだ。「The Hollywood Reporter」によるとロバートとポールは2014年作『インヒアレント・ヴァイス』でタッグを組む予定だったのだが、スケジュールの関係でロバートの代役としてホアキン・フォニックスが自堕落な探偵ドク・スポーテッロを演じたため、今回の作品が初のコラボレーションとなる。現在『ピノキオ』の他にも、さまざまなアニメーション映画の実写版制作が行われているところだ。ディズニーは『ジャングル・ブック』『ピートとドラゴン』『ムーラン』『くまのプーさん』に加え、エマ・トンプソンやエマ・ワトソン、イアン・マッケランにユアン・マクレガーらの出演が決まっている『美女と野獣』などの製作を行っている。その一方でワーナー・ブラザースが今年10月には『ピーター・パン』のリブート版を発表する予定で、ユニバーサルも『リトル・マーメイド』の新バージョンを製作中だ。(C) BANG Media International