ジュリエット・ビノシュが、かつて一世を風靡した大女優を演じ、クリスティン・スチュワート、クロエ・グレース・モレッツら、いま最も熱い注目を浴びる女優たちと競演する『アクトレス~女たちの舞台~』。6月26日(金)から開催されるフランス映画祭2015への出品も決まった本作から、艶やかにきらめく女優たちのポスタービジュアルが、シネマカフェにいち早く到着した。大女優として知られるマリア(ジュリエット・ビノシュ)と忠実なマネージャーのヴァレンティーヌ(クリステン・スチュワート)は、二人三脚で日々の仕事に挑んでいた。ある日、かつて自身のブレイクのきっかけとなった作品のリメイクをオファーされるマリア。しかし、その役柄は彼女が演じた若き美女シグリッド役ではなく、彼女に翻弄される中年の上司、ヘレナ役。若い主人公の配役は、すでにハリウッドの大作映画で活躍する若手女優のジョアン(クロエ・グレース・モレッツ)に決定していた…。2014年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されるや、“最旬”女優たちの豪華競演が喝采を浴び、一気に世界中から称賛と熱い注目を集めた本作。クリステン・スチュワートが米国人として初めて2015年セザール賞「助演女優賞」を受賞し、フランス映画祭にオリヴィエ・アサイヤス監督が久しぶりの来日を果たすことでも話題を呼んでいる。今回公開されたポスタービジュアルは、主人公の大女優マリア・エンダースを演じたジュリエット・ビノシュが「シャネル(CHANEL)」の黒い衣装に身を包み、大女優の風格と美しさが際立つもの。その背景に同時に並べられた3人の女優たちは、私生活の素顔を匂わせるマリア役のビノシュ、有能なマネージャー、ヴァレンティン役のクリステンの意味ありげな横顔、マリアの存在を脅かす小悪魔のような若手女優ジョアンを演じたクロエ・グレース・モレッツのあどけない笑顔と、それぞれの魅力が前面に押し出されたものとなっているスイスの景勝地シルスマリアの圧倒的な自然を舞台に、きらびやかな世界に生きる大女優の葛藤と孤独を、「シャネル」の特別協力による華やかな衣装、ジュエリー、メークアップ、そして壮大なクラシック音楽とともに優雅に描き出す本作。あらゆる世代に通じる女たちの“虚実”が、このポスタービジュアルからも見えてきそうだ。『アクトレス~女たちの舞台~』は、10月24日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。