映画初主演で冷徹な連続殺人犯を演じ、韓国のみならず、日本のファンも震撼させた『殺人の告白』から2年、パク・シフの主演作『君の香り』から本編映像とコメントがシネマカフェにて解禁となった。仕事ばかり優先させてきたカン・インジュン(パク・シフ)は、何も言わず旅立ってしまったガールフレンドを追いかけて上海にやってくる。そこで、偶然出会った中国人女性、ジュリー(チェン・ラン)の足に怪我を負わせてしまい、一時的に彼女の生活をサポートすることに。しかも、一緒の部屋で暮らすことになるが、言葉も通じず、上手くコミュニケーションもできずにギクシャクする2人。やがて、心が通い合うようになるが…。映画『殺人の告白』や、「検事プリンセス」「清潭洞アリス」など数々の人気ドラマに出演してきたパク・シフ。キャリア女子との国境を越えたラブストーリーとなる本作では、恋に悩むピュアな青年を演じている。今回解禁された本編映像は、足の怪我が治るまで車椅子生活を余儀なくされたヒロイン、ジュリーとパク・シフ演じるインジュンが一緒に買い物に向かうシーン。ジュリーは素直なインジュンに、冗談で次々とウソの中国語を伝授。それを信じ込んだインジュンは、さっそくスーパーマーケットで間違った言葉を使い、怒られてしまうというコミカルな場面だ。ジュリーと少しでも仲良くなろうと、彼女のひと言ひと言に一生懸命頷いたり、教わった言葉を嬉しそうに話したりと、インジュンの純粋な姿には思わず頬がゆるんでしまいそうに。「献身的なところが彼の魅力ですよね。献身的でジェントルマン、彼はそんな魅力を持っていると思います」と、インジュンの役柄を語るパク・シフ。本作のヒロイン、ジュリーは気の強い女性だが、自身の好みの女性については、「僕は初めて出会ったときに何か惹かれる、そんなインスピレーションがとても重要だと思っています。それから、お付き合いをしながら相手の行動、仕草、性格などに落ち着きと好印象が持てることが大事ですね」と明かす。さらに、中国の公開時にも多くのファンの心をつかんだ本作の魅力を、「ひとつの空間で若い男女が一緒に暮らしながら、かもし出される奇妙な感情が見どころのひとつかもしれません。2人は恋人ではないけれど、一緒に暮らしながら心を通わせ合うようでいて、本当の意味で近づくのは難しい、そんなことをお互いに知っていく、という面白さがそこにはあると思います」と語ってくれた。劇中でインジュンは、ジュリーに甲斐甲斐しく世話を焼きながら、いざというときには、彼女のために果敢に恋敵の男に立ち向かい、素直になれないキャリア女子の“ツンデレ”を広い心で包み込んでいく。そんな献身的なパク・シフの“子犬系”の姿は胸キュン必至。まずは、こちらの映像から確かめてみて。『君の香り』は6月6日(土)よりシネマート新宿、6月13日(土)よりシネマート心斎橋ほか全国にて公開。