ミラ・クニスが、鶏を盗んだとして少女時代の知り合いから訴えられ、パートナーのアシュトン・カッチャーと反論するビデオを公開した。ミラを訴えたのはウクライナ出身の歌手、クリスティーナ・カーロ。彼女は22日(現地時間)、25年前に、ペットとして飼っていた鶏をミラに盗まれたとして、裁判所に訴えを起こした。ミラはウクライナ生まれで、8歳のときに家族でロサンゼルスに移住した。ゴシップサイト「TMZ.com」によると、ウクライナ時代に彼女と小学校の同級生で親友だったと自称するクリスティーナは、ドギーと名づけてかわいがっていた鶏をミラに盗まれたと話している。ミラは、名前を呼ぶと返事をする鶏を飼っているクリスティーナをうらやましがっていたという。ある日、ドギーが姿を消したのでミラを問いつめると、ミラは盗んだことを認めて「クリスティーナ、あなたにはペットにする鶏はいくらでもいるじゃない。鶏農場を持ってるんだから」と言い放ったとクリスティーナは言う。自身もロサンゼルスに移住したクリスティーナは、鶏を盗まれたショックで何年も精神分析を受けていたと語り、治療代および精神的苦痛への慰謝料として5,000ドルの支払いを要求している。この訴えを受けて、ミラとパートナーのアシュトン・カッチャーは動画を公開。「はっきりさせよう。君は話ができる生後1か月の赤ちゃんから鶏を盗んだなんて…すごいショックだよ!」とアシュトンがクリスティーナの話のつじつまの合わない点をあげつらうと、ミラは「これ、彼女のミュージックビデオとは何の関係もないのよ。偶然なの」と、告発と同じタイミングでクリスティーナが新曲のMVを公開したことを指摘した。そして訴えられたことについて「精神的に打ちのめされて、泣いて、言葉を失くすほど驚いたわ」と語り、クリスティーナのMVを見るはめになって「身体も目も、焼けるように痛む」ので、彼女に対して5,000ドルの支払いを要求したいくらいだと、きついジョークのお返しをしている。