新宿・歌舞伎町の新たなランドマークとして誕生する「新宿東宝ビル」が4月17日(金)、ついにグランドオープン! これに先立ち4月9日(木)に、8階屋外テラスに設置される実物大“ゴジラヘッド”のお披露目点灯式が行われた。同ビルのシンボルである“ゴジラ”が眠りから覚めるがごとく開催された式典には、ゴジラをはじめ、吉住健一氏(新宿区区長)、大西洋氏(新宿観光振興協会理事長)、片桐基次氏(歌舞伎町商店街振興組合理事長)、市川南(東宝株式会社取締役)が出席。この日は、新宿区から「特別住民票」が授与されたほか、「新宿観光特使」に任命され、ゴジラは喜びの雄叫びをあげていた。吉住区長は「日本が世界に誇る人気キャラクターであるゴジラさんが、新宿と歌舞伎町のシンボルとして、新たな賑わいと活力を創出してくださることに期待しております」と挨拶。一方、ゴジラの代理で住民票を受け取った市川取締役は、「過去にゴジラは新宿を3回襲ってきました。これまで破壊ばかりのゴジラでしたが、今後は新宿、そして歌舞伎町の発展をお手伝いできれば」と語った。歌舞伎町の新宿コマ劇場・新宿東宝会館(※2008年に閉館)の跡地の再開発として建設された「新宿東宝ビル」。都内最大級の映画館「TOHOシネマズ新宿」(17日開業)と超高層ホテル「ホテルグレイスリー新宿」(24日開業)をメインに、アミューズメントや飲食・物販店舗などバラエティに富んだ施設が顔を揃える。8階屋外テラスに設置される“ゴジラヘッド”は高さ12メートル。ホテルの高さ約40メートルを加えると、全体で52メートルとなり、これは1954年に公開されたシリーズ第1作目『ゴジラ』の全長とほぼ同じ高さとなる。人通りの多い靖国通りから、ビルとビルの間からゴジラが顔を出したように見え、さながら「東京に、ゴジラ出現!」といった趣き。このオブジェ設置にあたり「ホテルグレイスリー新宿」には、窓からゴジラヘッドを見ることができる部屋「ゴジラビュールーム」、さらに歴代の『ゴジラ』シリーズに登場したモンスターたちを至る所に散りばめた特別室「ゴジラルーム」が用意される。映画『ゴジラ』に関しては、東宝が完全復活させる最新作の脚本・総監督を庵野秀明(『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ)、監督と特技監督を樋口真嗣(『進撃の巨人』2部作)が務めることが決定したばかり。こちらは今秋撮影に入り、16年夏に公開される予定だ。【ゴジラヘッド概要】▽設置場所:新宿東宝ビル8F 屋外テラス▽設置面積:258平方メートル(78坪)▽設置工作物:ほぼ実物大のゴジラ頭部▽高さ:テラス床面から12メートル(地上から52メートル)▽重さ:約80トン▽材質:GRC(Glassfiber Reinforced Cement)*ガラス繊維で補強したセメント▽工期:2014年10月~2015年4月▽制作:(株)東宝映像美術【新宿東宝ビル8Fテラス「ゴジラヘッド」入場制限について】5月17日(日)までは、ホテル宿泊者と8Fカフェ利用者のみ入場可。5月18日(月)以降の予定は、詳細が決まり次第発表される。【新宿東宝ビル概要】▽東京都新宿区歌舞伎町1-19-1▽アクセス:JR新宿駅 東口から徒歩5分 / 西武新宿駅から徒歩3分▽テナント1階:飲食・物販店舗 計16店 4月17日(金)オープン2階:マルハン新宿東宝ビル店 4月オープン予定3~6 階:TOHOシネマズ新宿 4月17日(金)オープン8~30階:ホテルクグレイスリー新宿 4月24日(金)オープンTM&(C) TOHO CO., LTD.