ゼイン・マリクが脱退したことで、 「ワン・ダイレクション」は1,000万ポンド(約17億円)のボーナスを逃したようだ。レコード契約の条件を満たすことで、メンバー1人につき200万ポンド(約3億5,600万円)が保障されていた「1D」だったが、それには5人全員がバンドに所属していることが条件で支払われる予定だったようだ。ある関係者はゼインが十分な収入をすでに得ていることから「1D」に居続ける理由が無かったと語った。「レコード契約の条件を満たせば大きな印税ボーナスがそれぞれに支払われる予定でした」「ですが、ゼインがそのボーナスさえ欲しくなかったようです。ゼインが唯一したかったことといえば、母親に家を買ってあげることだったようで、もうそれも叶いましたから、5枚目のアルバムを作り、残りの半年をツアーで過ごす理由がもうないのです」。ゼインは残りのメンバーのハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、ルイ・トムリンソン、ナイル・ホーランにバンド脱退を告げることにとてもナーバスだったようで、携帯メールでこのことを伝えたといわれている。ある友人は「HEAT」誌に「ゼインは脱退のことをメンバーに携帯メールで伝えました。メンバーから説得はして欲しくなかったようです」と話した。そんなゼインは「普通」の生活を送りたいためにバンド脱退を決めたとしていたが、プロデューサーのノーティ・ボーイとソロ曲でレコーディングをしており、31日(現地時間)にノーティはそのデモ音源をオンラインで公開していた。別の関係者は「明らかに、その曲はまるでニーヨのようでしたよ」「デモについての意見を求めるためにファレル(ウィリアムス)と話しているようです」と話していた。(C) BANG Media International