イドリス・エルバが『スター・トレック』第3弾に悪役として登場する可能性がでてきた。「Variety」誌の報道によると現在この出演交渉は初期段階のようで、ダグ・ユングとサイモン・ペッグが脚本を手がけるこの作品では過去作品の中で大きく登場することのなかったクリンゴン人たちがメインの悪役になるのではないかといううわさが飛び交っている。新作『スター・トレック』は当初ロベルト・オーチーが監督を務める予定であったが、『ワイルド・スピード』でおなじみのジャスティン・リン監督にそのバトンが渡されることになった。ちなみにオーチーはプロデューサーという形で同作の製作に関わる予定になっている。マット・デイモンが人気映画『ボーン』シリーズに復帰することになったためリンが監督する予定であったジェレミー・レナーを主演に据えた『ボーン・レガシー』続編の製作が遅れることになったと発表されたことを受け、リンの『スター・トレック』監督就任のニュースが報じられていた。リン監督は現在撮影中の米テレビドラマ「トゥルー・ディテクティブ」シーズン2の収録が終わり次第、新作『スター・トレック』の撮影に取り掛かると発表されている。もしイドリスがこの作品に出演することになればサイモンをはじめ、クリス・パイン、ゾーイ・サルダナ、ザカリー・クイント、ジョン・チョー、アントン・イェルチン、カール・アーバンらと共演することになる。イドリスはリベンジ・スリラー映画『The Trap』(原題)への出演が決定したばかりで、『Beasts of No Nation』(原題)『A Hundred Streets』(原題)『Bastille Day』(原題)『The Jungle Book』(原題)の撮影が最近終わったようだ。現在海外で公開中の『The Gunman』(原題)に登場しているイドリスは近日公開の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にも出演している。(C) BANG Media International