レイフ・ファインズは『007』最新作『007 スペクター』からの収入のおかげで舞台作へもっと出演できることになりそうだという。同新作でギャレス・マロリー役を演じているレイフは、その契約による大型の収入のおかげで自身がより情熱を注いでいる舞台作に出演する自由を得たと感じているそうだ。レイフは現在ロンドンのナショナル・シアターで公演中の「マン・アンド・スーパーマン」に出演中だが、「The Daily Mail」紙によれば今後には「ザ・マスター・ビルダー」でハルヴァード・ソルネス役を演じる予定だという。しかし、その次回作の前には5月に『007 スペクター』の現場へと戻り、撮影を完了させることが先になりそうだ。そんな中、『007 スペクター』のプロデューサーを務めるマイケル・G・ウィルソンは先日、メキシコでのインセンティブ目的で脚本が改稿されたという報道を否定していた。同作に向けてメキシコ政府から同地の女優の起用や悪役、その悪役に狙われる被害者など、数々の点において提案を受けたといううわさが出回っていた。しかしながらウィルソンは「以前になかったものが脚本に追加されたことはありません。悪役は常にイタリア人でした。すでにローマでの撮影を終えています」とコメントしてそのうわさを一蹴していた。(C) BANG Media International