世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』で映画の歴史を塗り替えたディズニー/ピクサーが、長編アニメーション20周年記念作品としてこの夏に贈る『インサイド・ヘッド』。主人公が人間の頭の中にいる“感情たち”という斬新な設定だが、このほど、この感情たちの日本名が決定した。明るく元気な少女ライリーは、父親の仕事の都合でいままで育った田舎に別れを告げ、都会のサンフランシスコに引っ越すことに。ライリーが新しい生活に慣れようとする中、彼女の“頭の中”の“感情=キャラクター”たちは、それぞれが彼女の幸せを守ろうとぶつかり合ってしまう。そんな彼らの行動はライリー自身の感情となり、ついには予想もつかない大事件を巻き起こして…。今回の主人公は、11歳の少女ライリー…ではなく、彼女の頭の中にいる<JOY(喜び)/SADNESS(悲しみ)、ANGER(怒り)、DISGUST(嫌悪)、FEAR(恐れ)>の“5つの感情”たち。本作ではディズニー/ピクサー史上初にして前代未聞の試みとして、彼ら感情たちの名前が、日本語を含めフランス語、イタリア語、スペイン語など世界42言語それぞれの表現で改めて名づけられた。明るくポジティブ、ハッピーで楽しい気分にするのが仕事のJOY(喜び)を【ヨロコビ】。いつも悲観的でメソメソ、何が役割なのか不明のADNESS(悲しみ)を【カナシミ】。腹が立ったとき怒りを爆発させるため、常に怒っているANGER(怒り)を【イカリ】。むかつくことは許せない、嫌いなものや気持ち悪いものを拒絶する力を司るDISGUST(嫌悪)を【ムカムカ】。危険や恐怖から身を守り安全確保を担当する、どんなときもビクビクしているFEAR(恐れ)を【ビビリ】と、それぞれキャラクター名を一新。決定した日本名についてディズニーの作品担当は「各国それぞれの “感情そのもの”を表す言葉でこの主人公=感情たちに名前をつけて欲しい、というピート・ドクター監督の想いから、“感情”を表す日本ならではの言葉を名前にしました。ぜひ色々な“感情”に親しみをもってもらえたら嬉しいです。」とコメント。誰もが持っているのに誰も見たことがない頭の中という無限に広がる小宇宙の中で、日本の名前をもらった“感情たち”がどのように少女・ライリーを幸せにするのか? 公開が待ち遠しい。『インサイド・ヘッド』は7月18日(土)より全国にて公開。