ディズニーの最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』。先日、本作で“赤ずきん”を演じる新星リラ・クロフォードが来日することが明らかとなったが、このほど“ラプンツェルの母”である魔女という役どころを演じるベテラン女優メリル・ストリープも来日することが決定した。誰もが知っているシンデレラ、ラプンツェル、赤ずきんといった、おとぎ話のヒロインたちの「めでたし めでたし」の“その後”を、ミュージカルで描く本作。願いを叶えたはずのヒロインたちが辿る驚きの運命を通して、“本当のしあわせとは何か?”を問いかけるディズニーの意欲作だ。メリルが映画プロモーションのために来日するのは、第84回アカデミー賞で「主演女優賞」に輝いた『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』以来、3年ぶり。本作で第87回アカデミー賞「助演女優賞」にノミネートされ、自身の持つ俳優としてのノミネート最多記録を19回に更新したことでも話題を集めている。また、前述の受賞を含めこれまでに3度のオスカーを手にしており今回、史上2人目となる俳優での4度目の受賞に王手をかけている。メリルは「これは単に楽しいだけじゃなく、知的で後から色々と考えさせられる、奥深いミュージカルなの。ひねりの利いた、意味深く美しいエンディングだと思っているわ。」と本作の見どころを語っている。さらに今回、メリルの来日決定に合わせて、彼女が演じる魔女が外の世界から守るために塔に閉じ込めて育てる愛娘・ラプンツェルへの愛を歌いあげる劇中映像が解禁。優しくも観る者の胸を締め付けるような歌声は、「圧巻」の一言に尽きる。監督のロブ・マーシャルは「脆さや恐怖心を抱えた、人間味あふれるリアルで等身大の魔女を演じ上げた彼女(メリル)には、つくづく感心させられました。それもメリル・ストリープだからこそ成せる技と言えるでしょう」と手放しで賞賛を贈っている。メリルは、公開に先駆けて行われるジャパン・プレミアに、宣伝ナビゲーターの神田沙也加、マーシャル監督、赤ずきん役のリラと共に出席する予定だ。『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日(土)より全国にて公開。
メリル・ストリープ、『プラダを着た悪魔』を振り返り“悪役”研究?『ドント・ルック・アップ』 2021.12.14 Tue 18:30 Netflix映画『ドント・ルック・アップ』でアメリカ合衆国大統領…