おとぎ話のハッピーエンドのその後が描かれる、大人のためのディズニーミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』のMovieNEXが、7月17日(金)より発売となる。今回、そのボーナスコンテンツから、本作で初めて魔女役を演じ、アカデミー賞19回目のノミネートを果たして、俳優の最多ノミネーション記録を自ら更新したメリル・ストリープに注目。さまざまな表情を見せた魔女役について、メリル自身や監督たちが語るインタビュー映像の一部が解禁となった。メリルを始め、ジョニー・デップ、クリス・パイン、アナ・ケンドリックなど、豪華スターの共演と、完成度の高い感動的なミュージカルシーンが話題となっている本作。「シンデレラ」に「ラプンツェル」、「赤ずきん」など、おとぎ話のエピソードが交錯し、クライマックスでは予想もつかない展開が待ち受けている。本作でメリルが演じた、あの少し不気味な魔女はインパクト大だが、その見事な魔女っぷりと幾通りもの多彩な表情は、メイクだけではなく、彼女の演技力によるところが大きい。メガホンをとった『シカゴ』のロブ・マーシャル監督は、この魔女の魅力について「弱さや恐れを隠し切れない人間的な面があるところだ。それは彼女ならではだよ」と、メリルだからこそできる演技を称えて語る。メリル演じる魔女は、醜く年老いた姿と、もとの美しい姿の2つの姿で登場する。メリルは、「(ヘアメイクを担当した)ロイ・ヘランドが、魔女の外見を2パターン作り上げてくれた」と語っているが、マーシャル監督によると「メイクは少しだけ違うだけで、メリルが演技で違いを表現している」とうなる。さらに、「ロイのさじ加減も見事で、名優を尊重したメイクにしている」と、チームスタッフの熱い信頼関係にも言及した。また、プロデューサーのジョン・デルーカも、メリルのメイクについては「ほぼメイクなしで、アゴと眉骨を強調させたくらいだ」と指摘。実際に、魔女が鋭い目つきでパン屋の妻(エミリー・ブラント)ら相手役を威嚇するシーンがある一方で、娘ラプンツェル(マッケンジー・マウジー)を見つめる表情は母性にあふれている。両者を巧みに演じ分ける振り幅こそ、まさに名女優ならでは。おとぎ話の新しい魅力を再発見しながら、メリルの演技もじっくりと堪能してみて。『イントゥ・ザ・ウッズ MovieNEX』は7月17日(金)より発売、デジタル先行配信中。
メリル・ストリープ、『プラダを着た悪魔』を振り返り“悪役”研究?『ドント・ルック・アップ』 2021.12.14 Tue 18:30 Netflix映画『ドント・ルック・アップ』でアメリカ合衆国大統領…