歌手のピンクが動物擁護団体ピープル・フォー・ザ・エシカル・トリートメント・オブ・アニマル・US(PETA US)が行うキャンペーンの一環でニューヨークのタイムズスクエアにある90フィート(約27.5メートル)の巨大ビルボードにヌード姿で登場することになった。ルーヴェン・アファナドールによって撮影されたピンクのヌードイメージは、同団体のキャンペーン「ラザー・ゴー・ネイキッド・ザン・ウェア・ファー(毛皮を着るくらいないら裸でいいるほうがいい)」の一環で12日(現地時間)から始まるニューヨーク・コレクションに先駆け11日からお披露目となる。ピンクはいままでの自分が全く「毛皮」を着ていなかったというわけではないことを残念に思うが、いまはファッションという名のもとに動物たちが経験している「恐ろしい現状」に対する認知度を高めたいと願っているようだ。「いつだって、毛皮を着ていなかったって言いたいけど、残念ながら自己中心的な時期もあって、毛皮を何回か身に着けたことがあるわ。でも、いまは気づいたし、完全に毛皮は着ていないのよ。みんなが動物たちがファッショントレンドによって通る恐ろしい状況を知らざるを得ない状況なること願うわ。毛皮を着る人は、自分が着ている毛皮の元になる動物たちからお尻をかまれてしまえばいいのよ」。ピンクは以前にもコメディアンのリッキー・ジャーヴェイスとタッグを組んでイギリスのPETAに向けてCGIビデオに出演したことがある。英版「ラザー・ゴー・ネイキッド・ザン・ウェア・ファー」のキャンペーンにはエヴァ・メンデス、歌手のアレクサンドラ・バーク、リアリティ番組でおなじみのルーシー・ワトソンらが参加している。同キャンペーンはレザー、ウール、エキゾチックレザー、毛皮、アンゴラなどを得るために檻に入り、殴打され、感電死させられるような動物に対する残虐な行為に対する認知度を高めることを目的としている。(C) BANG Media International