9時から、コンペ部門でロシアのアレクセイ・ゲルマン・ジュニア監督新作の『Under Electric Clouds』(写真)。13年に他界したゲルマン父は、遺作にして超絶的な怪作(もちろん褒め言葉)の『神々のたそがれ』が日本でも3月の公開を控えているけれど、息子のジュニアも父の遺志を受け継ぐような、妥協の無い創作活動を展開している。
後ろ髪を引かれる思いで会場を出て、映画祭のメイン会場に戻り、21時から、特別上映でヴィム・ヴェンダース監督新作の『Every Thing Will Be Fine』へ。全編カナダのケベックロケ。主演にジェームズ・フランコ、共演にシャルロット・ゲンスブール、レイチェル・マクアダムス等々の、英語映画で3Dのドラマ。