8時過ぎにマーケット会場(映画祭に併設されている、映画見本市のEuropean Film Market)に行って、業界パス保有者に対して用意されている本日と明日分の映画祭の一般上映のチケットを確保してから、別会場で行われる9時からのフランスの大手の映画会社のプロモリール集(仕上げ作業中の新作の予告編大会、みたいなもの)へ。10時から別の会社のプロモリール、そして11時15分からまたまた別の会社プロモリール。今まで情報としてしか知らなかった作品群の一部が見られることで、イメージが具体的になるとともに、この作品は追いかけたいという思いも沸きあがってくるので、ああ今年も始まったなあ…、と身が引き締まる思い。
一瞬宿に戻って一休みして、19時半に少し離れた会場にタクシーで移動して、ベルリン映画祭のオープニング作品であり、コンペティション部門参加作品でもあるイザベル・コイシェ監督新作『Nobody Wants the Night』の一般上映へ。主演がジュリエット・ビノシュ、共演が菊地凜子、ガブリエル・バーン。上映前に、メイン会場で行われたオープニング・セレモニーの中継があり、客席が映ると、菊地凜子さんの横には染谷将太さん! 新婚さん、なのですね。いいなあ。