音楽の中心地・ニューヨークを舞台に、キーラ・ナイトレイとマーク・ラファロが共演する映画『はじまりのうた』。2月7日(土)の公開に先駆けてシネマカフェでは本作の女性限定試写会を開催し、アンケートを実施した。ミュージシャンの彼(「マルーン5」アダム・レヴィーン)に裏切られ、バーで歌う失意の主人公・グレタ(キーラ・ナイトレイ)。偶然その場に居合わせた、落ちぶれた音楽プロデューサーのダン・マリガン(マーク・ラファロ)と出会い、デビューの話が持ち上がる。だが、録音スタジオはなんとニューヨークの街角。2人は予想外の展開から、思いもよらぬ最高の瞬間を手に入れることに――。音楽がつなぐ予想外の出会いと、最高の“はじまり”の物語を描く本作。全米での公開はたった5館限定スタートしたものの、じわじわと口コミで館数を増やし1,300館以上まで拡大するほどの大ヒットを記録した。今回行われた試写会には、20~30代の女性が中心に集まり会場はほぼ満席に。タイトルからも読み取れるように劇中に“音楽”があふれている本作は、主演のキーラも歌声を披露するなど、驚きと心温まるシーンが数多く登場する。本作を観た印象を聞いてみると「元気がでた」「前向きになれた」と答える人が多数。その中には、「音楽のよさを改めて感じました」(20代・女性)、「ほのぼのとした映画ですが観終わった後とても前向きになれました。しっかり生きてる素敵な女性に共感」(30代・女性)、「まさに音を楽しむ! 素敵な音が体中に響きました!」(40代・女性)、「野外で撮影、アルバムを作るのと映画を作ることが同じように感じられて楽しかった」(50代・女性)と年代別で見ても多くの人が劇中で奏でられる“音楽”の魅力に胸打たれたようだ。またキーラの歌声についても「可愛い!」「魅力的で聴きやすい!」「サントラがあれば欲しい」という声が多数寄せられ、本作に出演する「マルーン5」のアダム・レヴィーンからレコード契約をオファーされたという話も納得だ。また「お気に入りのシーン」でダントツ1位だったのは、キーラとマークがイヤホンで音楽を聴きながらニューヨークの街を散策するシーン。2人で同じ音楽を共有しながら行動を共にする…実際に大切な人とやってみたいという人もいた。さらに今回、上映後に映画評論家・音楽評論家の小林真里さん、ファッションジャーナリストの宮田理江さんを招いてのトークショーも実施。両名ともに、ニューヨークに住んでいた経験の持ち主だ。年2回行われる「NYファッションウィーク」には必ず顔を出すという宮田さんは、本作を観てキーラのファッションを大絶賛。「全身ガチガチにキメるのではなく、“抜け感”のあるスタイルにニューヨークらしさが表れていて、女性らしさが出ているところが素敵だった。特にアダムに会いに行くときに着ていた赤いワンピースは印象的だった」と語ると客席でも頷いている人が。また、本作のシーンについても宮田さんが「レコーディングのときに、性別も年齢も、キャリア関係なく集まって演奏しているシーンを観て、『まさにこれこそがニューヨークだ』と思った」と語ると、小林さんも共感!「人との距離間が近くてリラックスしている感じがしますよね。人種というよりも、それぞれの個性が混ざっている感じがいい」とニューヨークの人柄について語り大いに盛り上がった。来場したお客さんの中にも「キーラのファッションが可愛かった」「シンプルでナチュラルなファッションが素敵」という感想もあるように、本作には音楽のほかにも、ファッションやニューヨークの街並み、さらにはキーラとマークそれぞれの人間ドラマがギュッと詰まっている。鑑賞後はきっと「明日から頑張ろう」と背中を押してくれるはずだ。『はじまりのうた』は2月7日(土)より全国にて公開。
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