東映は過去、戦後50年目の1995年に『きけ、わだつみの声 Last Friends』、60年目の2005年に『男たちの大和/YAMATO』と戦争を扱った映画が公開されてきたが、戦後70年目となる今年は、児童文学者・大川悦生の同名著作(ポプラ社刊)を原作にした『おかあさんの木』を製作、6月6日(土)公開となる。原作発表から40年を経て、何度もこれまでにも教科書にも採用されているが、母親と子どもたちの物語を中心に戦時下に生きた人々を描いており、戦闘シーンのない戦争映画となる。主演を鈴木京香が務め、志田未来、三浦貴大といった若手俳優も共演陣に名を連ねている。