ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントが『The Interview』(原題)の公開を決定したことで、主演のセス・ローゲンは「自由は勝利した」と感じているようだ。今月25日に公開予定であった北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺を題材にした同新作映画はハッカー集団の脅迫を受けたことによって幾つかの映画館チェーンが公開を拒否したため、一時期公開中止に陥っていたのだが、公開を熱望していた米国内にある小規模の映画館で上映されることが決まった。セスはこの事実をとても喜んでいるようで「自由は勝利した!ソニーはあきらめなかったよ!ジ・インタビューはクリスマスに映画館で公開になるよ!」と自身のツイッター上で喜びを露わにした。オバマ大統領も先日、ソニーが同作の公開中止を決めたことに対して異議を唱えており、セスの共演者であるジェームズ・フランコも今回の公開再決定はオバマ大統領のコメントが一役買ってくれたとツイートしている。「TMZ.com」によるとアトランタ、テキサス、コロラド、ヴァージニア、ニューヨークを含む20か所以上の映画館が上映に同意しているという。ソニーは公開中止を決定した先日、オンラインで同作をリリースしようと試みていたようで声明文の中で「ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントはつねに合衆国憲法修正第1条に準じています」「自由な表現は脅迫や強要によって侵されるべきではありません」と断言していた。(C) BANG Media International