今年4月16日に全米2,417スクリーンで公開されるや、並みいる大作を抑え興行成績9,000万ドル(約90億円)を超える大ヒットを記録した、実話がベースの映画『天国は、ほんとうにある』が、12月13日(土)より日本でも劇場公開されることが決定した。2003年、アメリカ・ネブラスカ州。インペリアル市という小さな町で、牧師を務めるかたわら、小さな修理会社を営んでいるトッド(グレッグ・キニア)。ある日、3歳になる長男のコルトンが高熱と嘔吐を繰り返し、病院に緊急搬送される。病名は「穿孔(せんこう)虫垂炎」。2度の手術をするが、コルトンは生死の境をさまよい、医師からは「できることは何もない」と告げられてしまう。絶望の淵に立たされたトッドは、“神”に「あなたは、私の息子を奪う気か?」と叫ぶしかできなかった。だが、やがて奇跡が起こったのか、コルトンは一命をとりとめる。しかし、元気になったコルトンはトッドに「天国を旅してきた」という話を始めた。それは、聖書の内容とあまりにも一致する天国の描写だった…。900万部以上の大ベストセラー「天国は、ほんとうにある」(青志社刊)を、『ブレイブハート』『仮面の男』のランドール・ウォレスが映画化した本作。この奇跡の“実話”は、『サン・オブ・ゴッド』(2015年1月公開)、『ノア 約束の舟』などキリスト教をテーマにした作品が相次いだ今年、全米中を騒然とさせながらも大ヒットとなった。息子の臨死体験に直面するネブラスカ州の牧師・トッド役には、『リトル・ミス・サンシャイン』のグレッグ・キニア、共演に『フライト』『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』のケリー・ライリー、『サイドウェイ』のトーマス・ヘイデン・チャーチ。生死の境を彷徨った3歳の少年が「一人の男性に導かれ、天国を見てきた」と語る衝撃の実話は、公式サイトでは予告編が公開されている。クリスマスの日本でも、話題を集める1本となりそうだ。『天国は、ほんとうにある』は12月13日(土)よりヒューマントラストシネマほか全国にて公開。