来年放送のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の追加キャストが発表。新たに松坂慶子、若村麻由美、かたせ梨乃、麻生祐未、内藤剛志、佐藤隆太、宮崎香蓮、小島藤子、高橋英樹の出演が明らかになり、9月22日(月)に主演の井上真央も出席して会見が行われた。松下村塾で知られる長州藩の吉田松陰の妹で、歴史的には無名の人物である文(井上さん)を主人公に動乱の幕末を描く本作。すでに8月より山口県の萩市にてクランクインし、撮影が進んでいる。松坂さんは、藩主・毛利敬親(北大路欣也)の正室の都美子を演じ、文は藩の奥(大奥)に出仕することになり、そこで都美子に仕え、その孫の養育係に抜擢されることになる。松坂さんと井上さんは母娘役を演じた映画『綱引いちゃった!』に続いての共演となる。井上さんは「松坂さんとはジャージで一緒に綱を引いていたのに、今度は大奥の主と守役で(笑)」と再共演の喜びを語る。松坂さんは「毛利家に真央ちゃんを迎える日々を楽しみにしています。(井上さんは)ごらんのとおりしっかり者ですから、とても仕事がしやすいです」と笑顔で語った。かたせさんは、松陰(伊勢谷友介)と互いを認め合う友人である小田村伊之助(大沢たかお)の母・志乃を、麻生さんは松陰の弟子・金子重輔の母・ツルを演じる。また、内藤さんは松陰らにとって“敵役”といえる藩の重臣で“壁”となって志士たちに立ちはだかる椋梨藤太を演じ、若村さんはその妻の美鶴を演じる。佐藤さんは、松下村塾の中でも情に厚い豪傑として知られる前原一誠役で2007年の「風林火山」以来となる大河ドラマ出演。宮崎さんは伊藤博文(劇団ひとり)の最初の妻・すみ、小島さんは松下村塾の“四天王”の一人である吉田稔麿(瀬戸康史)の妹のふさで共に大河ドラマ初出演となる。文にとっては兄・松陰の“仇”ともいえる存在であり、幕府の大老として「安政の大獄」を断行する井伊直弼を演じるのは高橋さん。高橋さんはかつて師事した二代目・尾上松緑が、同じ井伊直弼の役を51年前の大河ドラマ1作目「花の生涯」で演じていることに言及し「弟子の私が51年経って演じられるというのは非常に嬉しいです」と喜びを語った。また、この日の会見には欠席したが、松陰が獄中に出会う謎の女性・高須久子を井川遥が演じることも明らかに。また全編を通じての“語り(ナレーション)”を「機動戦士ガンダム」のシャアや「ワンピース」のシャンクス役などで知られる声優の池田秀一が担当することも発表された。池田さんから「文、いい女になれよ」というメッセージを受け取った井上さんは、松坂さんやかたせさんら先輩女優を見やり「この女優陣に囲まれていると、いい女になれそうな気がします!」と笑顔。現在は兄・松陰を中心にした「男くさい現場(笑)」で「『男はつらいよ』のように寅兄(=松陰)が『大変だ!』と言ってるホームドラマです」と現場の様子を明かす。この日、発表されたキャスト陣とは中盤以降での共演となるが「文はたくさんの人との出会いと別れを繰り返す人生を送りますが、(視聴者の)みなさんにも楽しんでいただければ」と語った。「花燃ゆ」は2015年1月4日(日)より放送開始。
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