1929年に発表されたフォークナーの作品「響きと怒り」を映画化した『The Sound and the Fury』(原題)の監督兼主演を務めたジェームズは、新たに同作家の他2作品の小説を映画化したいと、「The Guardian」紙のインタビューの中で話している。「フォークナーの作品であと2つ、僕が映画化したいものがあってそれが、『村』と『熊』なんだ。『熊』は難しいだろうね。熊を訓練する必要があるし。でも最近ではCGIやモーション・キャプチャーを使えば出来るかもね。『PLANET OF THE APES/猿の惑星』みたいにさ」。
「彼の作品の中での最高傑作は僕が既に映画化した『As I Lay Dying』(原題)『The Sound and the Fury』(原題)の2つだと思う。1920年代ともう少し初期の頃の世界を舞台に映画化することになるんだけど、彼の作品はとても複雑で普通じゃないから、僕に最新の撮影技術と編集技術を使わせてくれるんだ」。