ロン・ハワード監督が待望の新作『Inferno』(原題)の撮影を2015年に開始するようだ。作家ダン・ブラウンの著書を基にトム・ハンクスを迎え映画化された、主人公ロバート・ラングドンが歴史を揺るがす大事件の謎解きを繰り広げる人気シリーズ。『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』に続き、シリーズ第3弾が製作に踏み切られることになる。ハリウッドで最も尊敬される監督のひとりでもあるハワード監督は前2作品製作後、クリス・ヘムワーズ、ダニエル・ブリュール主演映画で、1976年のF1グランプリ・シーズンをかけぬけたF1レーサー、ジェームス・ハントとニキ・ラウダの伝記映画『ラッシュ/プライドと友情』の製作に携わっていたが、現在ロバート・ラングドン・シリーズの最新作である同作の製作へと取り掛かる体制が整ったという。宗教象徴学専門のハーバード大学教授であるラングドンは、同シリーズの前2作品で同役を演じたトム・ハンクスが続投するとみられている。待望のこの作品、現在デヴィッド・コープによって脚本が執筆されており、撮影はイタリアでスタートする予定だ。ちなみに、ロバート・ラングドン・シリーズの中では「ロスト・シンボル」も映画化の噂が浮上していたが、どうやらこの作品は映画化されない方向のようだ。(C) BANG Media International