猛暑となった今年、残暑もまだまだ厳しそう。熱中症対策として水分と一緒に塩分を摂取しようという意識が高まっているが、イタリアンジェラートショップ「マリオジェラテリア」では9月1日(金)から、秋の味覚に塩を活かした「塩ジェラート」を開発し、「雪塩カボチャ」「フランス塩とアップルパイ」の2種類を、マリオジェラテリア5店舗にて販売スタートする。同店では、塩スイーツブームが到来する以前より、塩をジェラートに取り入れており、シチリア海塩を使った「ブルーソルト」は2002年に大ヒットを記録した。今年は塩を活かしたより魅力的なジェラートをつくりたいという思いから、新商品が開発された。塩ジェラートの気になる味わいだが、商品開発をした同店によると「スイカに塩をかける事で甘みが引き立つように、味を感じる順番は、甘みより塩みが先なので、塩みを先に感じる事で、より素材の甘み、旨みが引き出された」とのこと。沖縄宮古島で作られた雪塩と国産のえびすカボチャを組み合わせた「雪塩カボチャ ジェラート」(販売期間:9月1日~11月25日)は、濃厚でクリーミーな味わいの中に、甘みのあるまろやかな塩をほんのりきかせた。なめらかさと口どけの良さが際立つフレーバー。「フランス塩とアップルパイ ジェラート」(9月1日~10月25日)は、フランスのイル・ド・レ島で採れた海水塩「フィールド・セル」を使用し、卵のベースに、からみのはっきりとした塩を合わせ、リンゴ果肉とサクサクパイをトッピングし、アップルパイをイメージ。塩みがジェラートやリンゴの甘みだけでなく、パイの味わいも引き立てている。価格は、ジェラート(2種類・カップorコーン)Sサイズ 390円~。首都圏に展開する5店舗では、イートイン、テイクアウトともに可能。塩で甘みと旨みを引き出した冷たい塩スイーツでまだまだ続きそうな夏を乗り切りたい。