オードリー・ヘプバーンの孫であるエマ・ファーラー(20)がモデルデビューを果たした。エマは米版「Harper's BAZAAR」誌の9月号の表紙を飾り、その撮影はオードリーと共に50年代に活躍した有名写真家リチャード・アヴェドンの孫息子であるマイケル・アヴェドンによって行われたという。エマは「ランバン(LANVIN)」のシルバーフェザーのドレスに身を包み、祖母オードリーのように時代を超越したスタイルを披露している。そんなエマは自身が誕生する1年前の1993年にオードリーがガンのために他界していたためにオードリーとは1度も会ったことがなかったものの、オードリーがメル・フェラーとの間にもうけた長男である父親のショーン・ヘプバーン・フェラーからオードリーの話を聞いていたために、知っている気がしているという。エマは「子どものころ、女優オードリー・ヘプバーンとはほとんど親しみを感じることができなかったわ」「私にとっては、オードリーは家族だったからね。父を介して見た祖母と一緒にいることができるのよ。父親の話は全て自分がどう育ったかってことよ」「祖母がトランポリンで跳ねている写真を見たのを覚えているわ。それは、祖母が有名であることを私が理解する前だったと思うの。でも、そのときオードリーが私の友達になれていたらよかったのに、って思ったことを覚えているわ」と語った。さらに、エマはオードリーと関連付けられることにつらいときがあるものの、いまは名声のある美しいオードリーの孫娘であることの意味を理解し始めていると続けた。「最近ずっと祖母が私にとってどういう存在かって考えているの」「若かったときは、時々、オードリーのような祖母を持つことが私の人生にどういう意味をなすのか混乱したこともあったけど、いまは理解し始めているわ」。(C) BANG Media International