映画『幕末高校生』の完成披露上映会が7月17日(木)に東京・台場の劇場にて開催。これに先立ち、石原さとみ、玉木宏、佐藤浩市らが船で東京湾を横断し、船上にて記者会見を行なった。現代から幕末へとタイムスリップしてしまった女性教師と高校生たちが勝海舟と出会い、江戸城無血開城を実現すべく奔走する姿をコミカルに描き出す。会見には柄本時生、川口春奈、千葉雄大、伊武雅刀、李闘士男監督も出席。東京湾を就航する“海舟”号に乗りこみ、レインボーブリッジをくぐり、お台場海浜公園前の船着き場に到着し、そこで会見が行われた。公開が近づいてきたが、玉木さんは「久しぶりにキャンペーンで200媒体以上の取材を受け、地方も回って宣伝して来ました」と充実した表情で語る。勝海舟にちなんで、いま勝ちたいものを問われると「率直に『マレフィセント』に勝ちたいです。“無血”でもいいので、勝ちたい」と興行収入ランキング2週連続1位の『マレフィセント』をライバルに定め、首位奪取を誓った。劇中、維新を目指す薩長軍のリーダーとして幕府側と対立する西郷隆盛を演じた佐藤さんだが、“海舟”玉木さんとの同船について「2人で江戸城無血開城を導く仲ですから、決して呉越同舟ではないですよ(笑)。仲良く同船しました」とクルージングを楽しんだようだ。石原さんは玉木さん同様に「勝ちたいもの」を聞かれ、「朝に弱い自分に勝ちたい」。さらに勝ならぬ活を入れたいものは? という問いに「洗濯機が壊れちゃって、乾燥してくれないんです。しっかりしろと洗濯機に活を入れたい!」と語り笑いを誘っていた。もうすぐ夏本番となるが、この夏したいことは? という問いに、千葉さんは「音楽が好きなのでロックフェスに行きたい!」、川口さんは「サーフィンやりたい」と共にアクティブな一面をのぞかせる。柄本さんは「25歳になるまで何もやってこなかったんですが、3~4週間前からベースを始めたので、ガッツリ演奏できるようになりたい」と新たな趣味に燃える。玉木さんは、船舶免許を取得したことを明かし「島に行きたいです」と明かした。『幕末高校生』は7月26日(土)より公開。