シャイア・ラブーフが、治安紊乱行為と不法侵入の罪で逮捕された。シャイアは26日(現地時間)、ブロードウェイの「キャバレー」の上演中に大声で叫んだり、人々の後部を叩いたりしたために、会場から出されて手錠をかけられるに至ってしまった。ニューヨーク市警察の広報担当者は「Us Weekly」に、「ラブーフ氏は治安紊乱行為で逮捕されました。それに不法侵入の罪にも問われています。スタジオ54では、ラブーフ氏は大声で叫んだりして後援者たちを怒らせてしましました。実刑が科されるでしょう。この件で出廷することになると思います」と話した。また目撃者は同誌にその時の様子を語っている。「シャイアは機嫌が悪いみたいでしたね。ショーの最中に観客たちに声をかけたり、人を叩いたりしていました。警察の手からは逃れようとしていましたがダメでしたね。シャイアは連行されるとき、警察に向かって暴言を吐いていました」。ここ数か月にメンタルヘルスについての不安を吐露していたというシャイアは、ショーの休憩時間に会場から連れ出される際に目に涙を浮かべていたようだ。ほかの情報筋はさらに、シャイアは「観客やステージ上の俳優たちを侮辱し、劇場内でひっきりなしにタバコを吸っていた」とも明かしている。このお騒がせ騒動の前には、シャイアは俳優業を引退すると宣言して世間の注目を集めていた。今回の件について、「ガールズ」のクリエーターとして人気のレナ・ダナムはツイッターで「あなたに同情するわ、シャイア。1993年に『レ・ミゼラブル』の上演中、私は死のテーマに耐えられなくって、途中で出ちゃったことがあるわ」「『キャバレー』の最中に逮捕されるなんて、あなた、さすがね」とコメントしている。(C) BANG Media International