ハリソン・フォードとリドリー・スコットが和解したことで、ハリソンが『ブレードランナー』続編でデッカード役を続投するとうわさされている。2人はスコット監督がメガホンを取った1982年公開作『ブレードランナー』以来、仲たがいしていたが、10日(現地時間)にロンドンのメイフェア地区で会って4時間にもおよぶ食事をし、仲直りをしたそうだ。「The Sun」紙は2人が共に外に出てきてハグを交わしたと報道しており、この食事がきっかけとなり、『ブレードランナー』の続編でハリソンが賞金稼ぎのリック・デッカード役を続編するのではないかという期待が膨らんでいる。オリジナル版当時もデッカード役に向けてはキャスティングに難航した経緯があり、脚本家のハンプトン・フィンチャーがロバート・ミッチャムを希望したり、スコットとプロデューサー陣はダスティン・ホフマンにも話を持ちかけていたりと意見が分かれていた。結局はハリソンに白羽の矢が立ったものの、撮影時にはハリソンとスコットの間にはわだかまりが生まれており、ハリソンは1992年に「『ブレードランナー』は自分のお気に入りの映画とはいえないね。リドリーとは関係をもつれさせたからね」と語っていた。そんな中、この新作に携わっているブロデリック・ジョンソンとアンドリュー・A・コソーヴは「ハリソンが我々のプロジェクトに参加してくれることを願っています」とハリソンの続投を切望していた。(C) BANG Media International