近未来のロサンゼルス。長年一緒に暮らした妻・キャサリンと別れたセオドアは、人工知能搭載OSの“サマンサ”に恋してしまう。そうはいっても、“彼女”は実体などなく、コンピューターや携帯画面の奥から発せられる、ただ声だけの存在。けれど、“彼女”は驚くほど個性的で、繊細で、クレバー。それでいてセクシーだった。次第にセオドアは、“彼女”と一緒に過ごす時間だけを幸せに感じるようになり、“彼女“に魅了されていく――。
『かいじゅうたちのいるところ』のスパイク・ジョーンズ監督の長編最新作として、アカデミー賞「脚本賞」を初受賞した『her/世界でひとつの彼女』が6月28日(土)より公開される。声だけの存在の最新型AI(人工知能)のサマンサに恋をする主人公・セオドアに扮するのはオスカーノミネート常連ホアキン・フェニックス。AIだけどユーモラスで、純真で、セクシーで、誰より人間らしいサマンサを演じたのは、史上初、声だけの出演で第8回ローマ国際映画祭「最優秀女優賞」を受賞したハスキーで聡明な声の持ち主、スカーレット・ヨハンソン。脇をエイミー・アダムス、ルーニー・マーラと豪華俳優陣が固め、本年度アカデミー賞「脚本賞」以外にも、ゴールデン・グローブ賞でも「脚本賞」を、ナショナル・ボード・オブ・レビューでは「最優秀作品賞」「監督賞」を受賞し高い評価を得ている本作。こちらの公開を記念して『her/世界でひとつの彼女』ムービーチケットを3組6名様にプレゼント。
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