宮崎駿監督の最後の長編アニメーション作品にして2013年の映画興行収入No.1となる大ヒットを記録したスタジオジブリ作品『風立ちぬ』。6月18日(水)よりDVD&ブルーレイがリリースされることを記念して、宮崎監督の20数年来の友人であり、ウォルト・ディズニーの遺志を継ぐ男とも呼ばれるジョン・ラセターが本作のプロモーションに協力していることが明らかとなった。ピクサーおよびウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの両スタジオのチーフ・クリエイティブオフィサーを務めるラセター氏が参加したのは本作のTVスポット。監督を務めたのは、スタジオジブリに密着した映画『夢と狂気の王国』で話題を呼んだ砂田麻美だ。来日した際に宮崎駿監督との友情や『風立ちぬ』への思いを語る様子を砂田監督自身のカメラに収め、2人の友情の深さを垣間見ることのできるTVスポットを作り上げた。またこの2人の巨匠の友情関係を伝える巨大な新聞“GIANT PAPER 「大きな風立ちぬ ~宮崎駿とジョン・ラセター ふたりのこと~」”が全国の販売店、書店などで配布されることが決定。宮崎監督とラセター氏、2人の20年以上にわたる友情を、彼らを古くから知る鈴木敏夫プロデューサーのインタビューや貴重な写真で紹介している。さらに宮崎駿、松任谷由実、庵野秀明が一堂に会した完成報告会見の様子や、『風立ちぬ』をより深く知るために映像研究家、文芸評論家の評論なども盛り込んだ内容となっているそう。新聞より一回り大きいサイズの、その名に相応しいジャイアントサイズの紙面20ページを使い、『風立ちぬ』の作品世界をより深く掘り下げ魅力的に伝える。今夏は7月にスタジオジブリの最新作『思い出のマーニー』が公開されるほか、『ルパン三世 カリオストロの城』から『風立ちぬ』までの長編11作品を集めた「宮崎駿監督作品集」も発売されるなど、昨年に続きスタジオジブリの動きに注目が集まりそうだ。『風立ちぬ』DVD&ブルーレイのTVスポットは、6月14日(土)よりオンエア。
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