今年3月の封切り以来、これまでの映画史の記録を次々と塗り替えているディズニーのミュージカル作品『アナと雪の女王』。このほど12年間不動の座を守っていた日本での歴代興行収入ランキングのTOP3『ハリー・ポッターと賢者の石』(203億円)を突破したことが明らかとなった。物語は、アンデルセン童話「雪の女王」からインスピレーションを受け、ディズニー独自のミュージカルのエッセンスを加えたオリジナルストーリーで展開する。触れるもの全てを凍てつかせる“秘密の力”を持つ姉・エルサはその力を制御できず、真夏の王国を凍てつく冬の世界に変えてしまい、国を去る。妹のアナは、姉と王国を救うため、山男のクリストフとその相棒・トナカイのスヴェン、“夏に憧れる雪だるま”のオラフと共に雪山の奥深くへと旅に出るのだが――。社会現象といえる大ヒットを記録している本作だが、5月29日(水)までで興行収入は203,7億円を突破し、『ハリー・ポッターと賢者の石』を超え、実に77日間というこれまで例をみない速さで歴史的な記録を達成。累計動員数1,601万3,713人、興行収入は203億7,743万3,900円となり、残すは第2位の『タイタニック』(262億円)と第1位の「千と千尋の神隠し』(304億円)を抜き去れるのかに注目が集まりそうだ。【日本歴代興行収入ランキング】 (※日本映画製作者連盟発表の数字調べ)◆1位「千と千尋の神隠し」/304億円◆2位「タイタニック」/262億円◆3位「アナと雪の女王」/203,7億円 ★◆4位「ハリー・ポッターと賢者の石」/203億円◆5位「ハウルの動く城」/196億円◆6位「もののけ姫」/193億円◆7位「踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」/173億円◆8位「ハリー・ポッターと秘密の部屋」/173億円◆9位「アバター」/156億円◆10位「崖の上のポニョ」/155億円『アナと雪の女王』は全国にて公開中。