故ピーチーズ・ゲルドフの自宅が、先月のピーチーズの死後に2回も泥棒被害にあっていたようだ。先月半ばに庭から乗用芝刈り機が盗まれたと通報を受けた警察は、現在イギリスのケント州ローサムにあるピーチーズの自宅への2回に渡る泥棒事件について調べを進めているという。ピーチーズの父、ボブ・ゲルドフはその乗用芝刈り機を娘の形見として取っておくことを決めていたようだが、それが盗まれたことを知ったときにはショックを隠せなかったようだ。ある近隣住民は「The Sun」紙に「芝刈り機が盗まれたのは知っています。ボブはそれを思い出として持っていたかったようです。壊れていたようですので、誰かに修理するよう頼んでいたようですよ」「その修理工と話したのですが、芝刈り機が盗まれたので、修理が出来る状態じゃないと言われたと話していました。ピーチーズが亡くなった後早々にそんなことをする人がいるなんて驚きです」と明かした。また、その同じ泥棒たちは9日(現地時間)に再び盗みを働いたようで、今回は100万ポンド(約1億7,300万円)といわれるピーチーズの自宅に設置された防犯カメラを意図的に壊してから踏み入ったようだ。警察は緊急電話通報を受けた5分以内に現場に駆けつけたものの、泥棒たちは何も盗むことなくすでにその場去った後だったという。そんなピーチーズは先月7日にアスタラ君(2)、ファエドラ君(1)と共に過ごした自宅で亡くなっているところを夫トーマス・コーエンに発見された。今月になって開かれた審問では、ヘロインがピーチーズの死因の「可能性が高い」としており、警察は声明文でトーマスがピーチーズの死に関与していないことを強調していた。(C) BANG Media International