故ローレン・スコットの名を冠したファッション・アワードが設立された。重度の病気と闘う若者に対しアートを通して援助活動を行っているロサンゼルスの非営利団体「アート・オブ・エリュシオン」が、ファッションにおいて才能ある若者たちの輩出を奨励するために今回「ローレン・スコット・アンバー・アワード」の設立に至ったようだ。同アワードには、17日(現地時間)にニューヨークの自宅で自殺を遂げたローレンの名前だけでなく、同団体のワークショップに初めて参加していた子どものひとりで、脳腫瘍のため亡くなったアンバーちゃんという少女の名前も同時に含まれているかたちだ。「WWD」の報道によると、同アワードの受賞者には、病気療養児たちのサポートを行うだけでなく、同団体のウェブサイトで販売される予定の洋服ライン、エリュシオン・コレクションを手がける権利が与えられるそうだ。そんなローレンの葬儀は今週初めにハリウッド・フォーエバー墓地にて身内だけで行われており、ローレンは13年交際したミック・ジャガーにマンハッタンにある800万ドル(約8億円)の自宅を遺産として残していたことが明らかになっている。(C) BANG Media International