『神様のカルテ2』の試写会がスゴイことになっています。うちの試写室でマスコミ関係者用に『神様のカルテ2』の試写を1月から回しているのですが、今回はこの試写会に特別に書店員さん達を招待させてもらっています。というのも、そもそも『神様のカルテ』シリーズは本屋さんが最も売りたい本を選ぶ「本屋大賞」に史上初のシリーズ2作連続ノミネートをされて話題になったということもあり“本屋さんが生んだベストセラー”と言われています。前作の映画の時にも色々な書店員さんに映画をご覧頂いて素敵な感想を沢山頂きました。その中でも紀伊國屋書店新宿店の書店員さんに書いて頂いたコメントが目からウロコが落ちるほどに本当に素晴らしいものだったので映画のチラシ裏に直筆そのままで掲載させてもらったりもしました。そういうわけで、今回は前作以上により多くの書店員さんに観て頂こうということで本来はマスコミ関係者に見せる試写に特別にご案内させてもらっています。そして、その書店員さん達に映画の感想コメントを書いて頂いているのですがこれが本当にスゴイ! です。僕も相当な回数この映画を観ているのですがそれでも「こんな視点があったか!」と驚くようなコメントがいっぱいでした。書店員さんてスゴイです。やはり普段からよく読書されているせいかご自身の感想や思いといった言葉にしづらいものを活字化することに長けているのでしょうかね。本当に畏れ入るばかりです。そして、また字がウマイ!読みやすくてキャッチー。これも本当にスゴイなと思いましたね。よくお洒落なカフェとかでもお店の人が書いたメニューの字が何とも可愛らしくてついついあれもこれも頼んじゃうなんてことがあるのですが書店員さんの文字にも同じものを感じました。これは読みたくなるし、観たくなる。読んでから観るか? 観てから読むか?読んで泣くか? 観て泣くか?どれもイイと思います。【2014.3.12】