『アバター』『タイタニック』に続き、公開6週目の興行成績を歴代3位とし、名だたる映画賞を手にオスカーへの階段を上り続けている『アナと雪の女王』。本日、雪のバレンタインデーにちなんだ贈り物として、本作からチョコの香り漂う本編映像がシネマカフェに到着した。運命に引き裂かれる美しい姉妹エルサとアナ。触れるもの全てを凍てつかせる“秘密の力”を持つ姉・エルサはその力を制御できず、真夏の王国を凍てつく冬の世界に変貌させてしまい国を去る。妹のアナは、逃亡した姉と王国を救うため、山男のクリストフとその相棒・トナカイのスヴェン、“夏に憧れる雪だるま”のオラフと共に雪山の奥深くへと旅に出るのだが…。優雅で落ち着きがあり、感情を内に秘め人に心を開かない姉・エルサと、明るく楽観的で感情をオープンに表現し、人を簡単に信じてしまう妹・アナの魅力あふれる姉妹が織りなすストーリー。まるで氷と火、もしくは冬と夏のように、まったく違った個性が光る2人。時に反発しながらも、その相手を思うあまり自分を犠牲にしようとする見えない絆が、この物語を確固たるものにしている。今回届いた映像は、エルサが新女王となる戴冠式後に行われる舞踏会でのシーン。“秘密の力”によって何よりも愛する妹・アナを傷つけることを恐れ、関係を絶っていたエルサと、その想いを知ることなく寂しい思いを抱えながら成長したアナが、幼少期に分かれてから久しぶりに舞踏会で顔を合わすのだ。その離れていた時間を象徴するかのように、最初はぎこちない2人だったが、初めての舞踏会の華やかな雰囲気に少しずつ頑なな心が溶け出していく…。そして素敵な甘い香りをいっぱいに吸い込み、「チョコレートだ!」と声を揃えてと思わず笑い合う、そんな微笑ましい場面となっている。姉妹の真実の愛を描き、ディズニー創立90周年記念作品としてディズニー・アニメーション史上最高の大ヒットを記録して、その歴史に新たな金字塔を打ち立てた本作から、「ハッピー・バレンタイン」という囁きが聞こえそうだ。『アナと雪の女王』は3月14日(金)より2D/3Dで同時公開。