『ヴァン・ヘルシング』や『アンダーワールド』シリーズなどで知られる、ケイト・ベッキンセイル。米映画サイト「TC Candler」による毎年恒例のランキング「世界で最も美しい顔100人」に常にランクインし続けている美女でもある彼女が、今度は美人弁護士となり“法廷”でバトルを繰り広げるようだ。冤罪事件が絡んだ裁判を通して、法廷の摂理や母としての葛藤を描いた法廷サスペンス・ドラマ『リーガル・マインド~裏切りの法廷~』が2月22日(土)より公開される。これに先駆け、本作の予告編映像がシネマカフェにいち早く到着した。本作の主人公となるのは、腐敗した法システムに挑む弁護士・ケイト(ケイト・ベッキンセイル)。彼女は日々のストレスからアルコール依存症となり、弁護士としてのキャリアと娘の養育権を失ってしまう。娘との関係を築こうと更生の道を歩むケイトだが、溝は深まるばかり。そんな中、ある殺人事件で有罪判決を受けた女性・レイシー(アナ・アニシモーワ)の弁護を依頼される。レイシーは「私は殺してない」と涙ながらに訴え続けていた。そんなレイシーに冤罪の可能性を感じたケイトは、事件の真相を追うことになるのだが、彼女も過去に冤罪事件によって冤罪被害者を生み出していた。調査を進めるにつれ、明らかになる偽証につぐ偽証。裁判は思わぬ形で好転していくが、最終弁論の日、一つの疑惑が浮かび上がる…。激しいアクション・シーンの印象が強いケイトだが、本作では仕事と育児という現代社会における女性の抱える普遍的なテーマの狭間で揺れるヒロインを繊細かつ大胆に演じている。また監督・脚本にはTV出身の女流監督カレン・モンクリーフ。女性ならではの視点で、女として、母親としての苦悩や挫折を繊細なタッチで表現しつつ、法廷の闇を鋭く描き出す。『リーガル・マインド~裏切りの法廷~』は2月22日(土)よりシネマート六本木にて公開。
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