松山ケンイチや吉永小百合ら豪華俳優陣が声優を務め、手塚治虫が10年の歳月を費やした傑作「ブッダ」を全3部作で映像化するシリーズの第2弾『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ - 終わりなき旅 -』。1月27日(現地時間)、フランスのルーブル美術館にてワールド・プレミアが行われ、松山さんら俳優陣に加え、主題歌を歌う浜崎あゆみが出席した。後のブッダとなるシャカ国の王子・シッダールタの壮絶な生涯を描く本作。昨年、まだ制作段階だったが、カンヌ国際映画祭のマーケットで約9分間の特別映像が上映され、海外での配給が決定するなど、日本のみならず世界から注目を集めていた本作。まずは、ルーブル美術館側のセーヌ川に架かるボンテザール橋に、日本、フランス、アジアのマスコミ、一般人が多く集まる中、松山ケンイチ、観世清河寿、浜崎あゆみ、小村敏明監督、森下孝三エグゼクティブ・プロデューサーが登場。松山さんは黒のタキシードで、観世さんは羽織袴で、そして浜崎さんは白のイブニングドレスで橋の上にひかれたレッドカーペットを歩き、ルーブル美術館を背に写真撮影が行われた。その後、ルーブル美術館のオーディトリアムでワールド・プレミアがスタート。ワールド・プレミアでは、大島ミチルの指揮のもと、オペラ座のトップミュージシャンによるミニコンサートによって幕を開け、能楽観世流二十六世家元である観世さんによる、能と仏教をテーマとした「はごろも」の仕舞も披露された。松山さんは、「この場に立てて光栄で、幸せに思っています」と感無量といった様子で挨拶。さらに「歴史あるルーブル美術館で、日本を代表する手塚治虫先生の『ブッダ』を原作にしたこの映画が上映されることに意義があると思います。世界中の人がどのような反応をするのかが楽しみです」と自信と期待を覗かせた。観世さんは「花の都、芸術の都・パリの、このような歴史的にもすばらしいこの場所で仕舞を舞わさせていただいたことを光栄に思っております。能は規格があり、その規格内で舞うのですが、初めて規格外の場所で舞いましたので。やりにくい所でやりにくい様に見せないのがプロだと思い、一生懸命舞わせて頂きました(笑)」と語り会場を沸かせた。“祈る”という意味がタイトルに込められた主題歌「Pray」を歌う浜崎さんは、この日は婚約者と共にレッドカーペットを歩き、日本のマスコミ陣を沸かせた。さらに、マイクを手に取ると「手塚先生の作品に携われることを光栄に思っています。みなさんのご期待に応えられていたらと思っています。恋人だけではなく、友人や家族の愛という大きなテーマで作詞しました」と歌に込めたメッセージを明かしていた。その後、フランスでも6星を誇る老舗ホテル・ムーリスで行われた記者会見でも、現地のマスコミ陣からはひっきりなしに質問が飛び、その注目度の高さを覗わせていた。『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』は2月8日(土)より全国にて公開。
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