1月17日(金)、スコッチウイスキーのトップブランド 「シーバスリーガル」と、幻冬舎発行の男性誌「GOETHE(ゲーテ)」が設立した 「シーバスリーガル18年 ゴールドシグネチャー・アワード2014」の授賞式が東京・汐留のコンラッド東京にて行われた。本アワードは、輝かしい成功を収めたビジネスパーソンへ贈るプレステージな名誉賞として、シーバスアンバサダーで作家の村上龍氏を特別審査員に迎えて2011年に設立された。4回目となる今年の受賞者には、「一般投票部門」H.I.S.創業会長、ハウステンボス社長 澤田秀雄氏、「審査員選考部門」放送作家、脚本家 小山薫堂氏が選ばれた。H.I.S.を創業した澤田氏は、2003年に経営破たんしたハウステンボスの復活させ、2010年に社長に就任すると2年後には開業以来初の黒字化へと成功させた業績などが記憶に新しく、H.I.S.では2013年度の純利益が過去最高を記録したことなどが授賞理由となった。放送作家、脚本家 小山薫堂氏は、TV、ラジオ、映画業界での業績や、放送作家としてだけでなく、老舗ホテルの再建や「くまもん」を使った熊本県のPRキャンペーンを大ヒットさせ、、また「オレンジ・アンド・パートナーズ」の代表や東北芸術工科大学の企画構想学科教授としてなど幅広く活躍し、“サプライズ&ハピネス”、“幸せのデザイン”という一貫したキーワードから生まれる多彩なアイデアで社会に貢献した功績を讃えて授賞が決定された。村上氏は今年の総評として、澤田氏、小山両氏に共通するのは、 “ほかの人の幸福に関与・寄与することで自分もハッピーになる”という構図だと指摘し、大震災後の日本人は、「つながり」や「ネットワーク」を大事にするようになり、この構図がビジネス的にもこれからのサバイバルコア(核)になるのではないかと考えている、とコメントした。また当日は、優秀な若き起業家やプロフェッショナルを発掘・支援する「シーバスブラザーズ・ヤングアントレプレナー基金 2013 Supported by GOETHE」の授賞式も併せて行われ、第二回目となる今年は、デザインファームNOSIGNER株式会社を率いる、代表の太刀川英輔氏が受賞。授賞式では、助成金1,000万円のチケットボードと記念盾が授与された。そのほか、シーバスリーガルのマスターブレンダーであり、シーバスリーガル18年の生みの親でもあるコリン・スコットが来日し、シーバスリーガル18年スペシャルボトルの授与も行なわれた。