映画『黒執事』が1月18日(土)に公開を迎えたが、都内劇場で行われた舞台挨拶で主演の水嶋ヒロへのサプライズで剛力彩芽、山本美月、優香の女優陣3人が花束を手渡すとともに水嶋さんへの感謝の思いを口にした。水嶋さんにとっては3年ぶりのスクリーン復帰作。主演のみならずプロデューサーとして脚本段階から携わってきたが、ここまでの水嶋さんの苦労をいたわり、俳優復帰を祝福する大谷健太郎監督の言葉への感激と山本さんの号泣からのもらい泣きで水嶋さんの目にも涙が。さらに水嶋さんへのサプライズで女優陣が花束をプレゼントしたが、最初に手渡した剛力さんを水嶋さんはしっかりと抱擁。剛力さんももらい泣きで声を詰まらせつつ、「水嶋さんの復帰作の相手役ということでどうしたらいいのかと不安もありました。でも、水嶋さんにお会いしたら不安など関係なく芝居を一生懸命やって楽しむことが大切だと改めて感じました。感謝してもしきれない」と語った。優香さんは「私も不安な気持ちで入りました」と告白。だが「水嶋さんの持っている繊細さ、目の奥の純粋さをお会いして余計に強く感じて、『この人のために頑張りたい』と思った。世の中の男性が全て水嶋さんだったらいいのに、と思うくらいです(笑)」と水嶋さんを称えた。そして山本さんは、舞台挨拶の最初から最後まで泣きっ放しで壇上でも水嶋さんに気遣われていたが、「泣いてばかりでごめんなさい!」と謝りつつ、「原作が大好きだからこそプレッシャーがありました。初日から重いシーンだったんですが、終わって戻ってきたときに水嶋さんが褒めてくださって、それがただ褒めるだけでなく演じている人の気持ちを分かった上での言葉なんです。『黒執事』の父親のような存在です。感謝の気持ちが大きすぎてどう伝えていいか…」と顔をクシャクシャにしながら語り、水嶋さんと抱擁を交わした。水嶋さんは3つの花束を抱え「感謝で胸がいっぱいです。いま、地球上で一番幸せな人だと思えるくらい、頭の中が幸福の色でいっぱいです」と喜びを口にしていた。『黒執事』は全国にて公開中。