35歳の新鋭、ヤン・オーレ・ゲルスター監督の長編デビュー作となった本作は、2013年ドイツ映画賞9部門にノミネートされ、「作品賞」「監督賞」「脚本賞」「主演男優賞」など6部門を獲得。ヨーロッパ映画賞では、『鑑定士と顔のない依頼人』、『アデル、ブルーは熱い色』、『The Great Beauty』(原題)、『ブランカニエベス』、『The broken circle breakdown』(原題)といった錚々たる作品とともに「作品賞」や「ピープルズチョイス賞」など4部門にノミネートされ、見事、新人監督に贈られる「ディスカバリー賞」を受賞した。