今年の作品賞を巡っては、こちらもオスカー候補と見なされている『12 Years a Slave』(原題)という強豪を抑えて、ジョエル&イーサンのコーエン兄弟が手がけ、オスカー・アイザックやキャリー・マリガン、ジャスティン・ティンバーレイクなどが共演を果たした同作が勝ち取っている。またマシューは、『Inside Llewyn Davis』のオスカーや『12 Years a Slave』の主演キウェテル・イジョフォーといった強敵の中、男優賞に輝いた。
さらに最優秀女優賞の行方は、『Blue Jasmine』のケイト・ブランシェットや『ドン・ジョン』のスカーレット・ヨハンソン、『The Spectacular Now』(原題)のシェイリーン・ウッドリーといった有名女優ではなく、『Short Term 12』(原題)のブリー・ラーソンに決まっている。また、ドラマ作品『Fruitvale Station』(原題)からはマイケル・B・ジョーダンが、『Kill Your Darlings』(原題)のデイン・デハーンや『12 Years a Slave』のルピタ・ニョンゴを抑えてブレイクスルー演技賞を、そしてライアン・クーグラーがブレイクスルー監督賞を受賞した。
《シネマカフェ編集部》