『ファミリー・ツリー』『サイドウェイ』のアレクサンダー・ペイン監督の最新作『NEBRASKA』(原題)が『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』として、2014年2月に日本公開されることが決定。本年度カンヌ国際映画祭で絶賛され、主演のブルース・ダーンが「最優秀主演男優賞」を受賞したロードムービーがついに上陸する。“モンタナ州のウッドロウ・T・グラント様 我々は貴殿に100万ドルをお支払い致します”誰が見ても、古典的でインチキな“通知文”をすっかり信じ込んだウディは、ネブラスカまで歩いてでも、その賞金を獲りに行くと言う。そんな頑固で大酒飲みの父親とは距離を置く息子のデイビッドだったが、骨折り損と知りつつもウディを車に乗せ、モンタナからネブラスカまで4州にわたる旅へ出ることに。その途中に立ち寄った父の故郷で、デイビッドは想像もしなかった両親の過去と出会う…。本作は、些細な日常と人々の感情のひだを温かな視点で捉え、人生の豊かさを謳いあげてきたアレクサンダー・ペイン監督お得意のロードムービー。モノクロで撮影された本作では、不格好だけれど人間味にあふれた愛すべきキャラクターたちが、人生と向き合い、家族とのつながりを取り戻していく姿を、ペイン監督らしくユーモアを交えながら鋭く描き出す。また、『そして父になる』が「審査員特別賞」を受賞した第66回カンヌ国際映画祭「コンペティション部門」に出品。主人公・ウディを演じた、『ジャンゴ 繋がれざる者』『Virginia/ヴァージニア』や『帰郷』で知られる名優ブルース・ダーンが「最優秀主演男優賞」を受賞し、「キャリア最高の演技」(VARIETY)、「オスカーに値する!」(The Awards Circuit)と熱い喝采を浴びた。回り道ばかりの父と息子が旅の途中で気づく、真の心と心のつながり。また1つ、ペイン監督の傑作が誕生する。『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』は2014年2月、TOHO シネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。