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尾野真千子、明治末をたくましく生き抜いた女性を演じる…ドラマ「足尾から来た女」

尾野真千子主演、明治末をたくましく生き抜いた女性を演じる!土曜ドラマ『足尾から来た女』

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 12日渋谷のNHKにて、来年1月18日・25日にNHK総合テレビで放送される土曜ドラマ『足尾から来た女』の取材会がおこなわれ、主演の尾野真千子、共演の柄本明、鈴木保奈美、北村有起哉が登壇した。

 新田サチ役の小野は「現場は楽しく、こういうお話ですけど本当に楽しく現場は進んでおります。日々色んな事を勉強しながら色んな人に会いながらこの現場に生きています。どうぞお楽しみにして下さい」とあいさつ。

 また、つけ髭のメイク姿で登場した田中正造役の柄本は「見ていただければ“田中正造”という事です(笑)。髭が面倒くさくてお菓子があっても食べられない位、お昼の時間はやっぱり髭を取らないとラーメンもすすれない状況なんですけど…“田中正造”という方は、今便利で携帯なんかで顔写真がもろに出てくるんで、それで色々書いてあって、他にも資料をいただきましたけど本当に大変な立派な方で、その時代の日本人の、今とは全然違いますけども、清廉潔白、質実剛健、自分とはとてもかけ離れた存在で“田中正造”さんに申し訳ない様な気もしたんですけど頑張ってやらせていただいております」と語った。

 そして平成のジャンヌダルクとも言われている福田英子役の鈴木は、「明治時代のドラマというのは出演させていただくのは初めてで、百年という距離感は非常に微妙だなぁと難しいなぁと思っていました。江戸時代ほどファンタジーでもないし、ひいひいおじいちゃん位のリアルに自分の血の繋がっている人がいると想像できる、だけど現代とはまるで違う人間性があったり、非常に勉強すればするほど興味深い時代だなぁと思って、難しくて緊張しながらも楽しく毎日やらせていただいています」と述べた。

 さらに現在「八重の桜」にも出演中で、石川三四郎役の北村は「明治の人たちががむしゃらになって必死に各国に追いつけ追い越せという時代の波に、必死にもがいている時代の人物をそのままやらせてもらっている訳ですが、やはり積んでるエンジン事体が全然違うんじゃないかな。現代人の感覚で全てを感じたり考えたり想像したりしていては、とてもじゃないけど、台詞もはけないんではなかろうかと。この作品にふれまして改めて思っております」とメッセージを送った。

 同作品は、脚本家・池端俊策によるオリジナル作品。明治末、足尾銅山の鉱毒で田畑を汚染された、栃木県谷中村は、田中正造の闘いもむなしく、村は16戸にまで激減……。この谷中村出身の娘・新田サチが田中正造の仲介で社会活動家・福田英子宅に家政婦として派遣された史実をもとに、一人の女性が見知らぬ東京の地で石川三四郎や幸徳秋水ら社会主義者たち、さらに石川啄木や与謝野晶子など多彩な人物と交わる中で成長する姿を描く。

 故郷を失う苦しみを味わいつつ人間としての尊厳を守り、たくましく生き抜くヒロインを、NHKドラマでは連続テレビ小説「カーネーション」以来の単独主演となる尾野に期待が集まる!

【出 演】
尾野真千子、鈴木保奈美、北村有起哉、渡辺大、岡田義徳、尾上寛之、玄覺悠子、金井勇太
/ 松重豊 原沙知絵 / 國村隼 / 藤村志保 柄本明 ほかの皆さん


■土曜ドラマ『足尾から来た女』<全2回>
2014年1月18日・25日(土)21:00~22:13(NHK総合テレビ)



尾野真千子主演、明治末をたくましく生き抜いた女性を演じる!土曜ドラマ『足尾から来た女』

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