2013年5月にオープンした外苑前のカフェレストラン「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」では、「朝ごはんを通して世界を知る」をコンセプトに、2か月おきに国を変えながらその国の伝統的な朝ごはんを一日中楽しめる。9月・10月のベトナムに続き、今年最後の11月・12月はフィンランドの朝ごはんを提供する。湖と森の国、フィンランドは、北欧の一番東に位置し、ロシアのお隣にある国。一家に一台あるサウナ、高福祉社会、マリメッコ、ムーミン、そしてサンタクロースなど、日本人にも馴染みのあるカルチャーやデザインなどで知られる国だ。今回の「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」では、クリスマスシーズンに合わせてフィンランドの伝統的な朝ごはん、「カレリアン・ピーラッカ」を提供する。フィンランド東部カレリア地方の伝統料理でいまではフィンランドの国民的な料理として朝ごはんを中心に食べられているメニューで、ミルク粥をライ麦の生地で包んだパイに卵とバターで作るムナボイをのせていただく。付け合わせには、クリスマスシーズンには欠かせないフィンランドのサラダ「ロソッリ」やキノコのソテー、ミートボールにリンゴンジャムを添えて。クランベリージュースで作った温かいフィンランドのホットドリンク「グロッギ」も付いてくる。さらに17時からは、「ブレックファスト・ディナー」も用意。サーモンスープ「ロヒケイット」やじゃがいものグラタン「ヤンソンの誘惑」など寒い国ならではの温かい料理や赤ワインで作った夜バージョンの「グロッギ」を提供するので、こちらも合わせてチェックしたい。