神の血を引くヒーロー、パーシー・ジャクソンが、仲間たちと共に壮大な冒険の旅に出るシリーズ最新作『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』。本作はラブストーリーではないが、なぜか、一緒に観た男女の仲が急接近する可能性が高いことが明らかになった。本作は、ギリシャ神話に登場する“海神”ポセイドンと人間の間に生まれた半神、パーシー・ジャクソン(ローガン・ラーマン)が、破壊神クロノスの邪悪な力を止めるため、魔物が巣食う“魔の海”に隠された黄金の毛皮を探す、というスペクタクル・アドベンチャー。生粋の恋愛映画ではないはずなのだが、かつて、カナダの心理学者によって実証された“吊り橋理論”と呼ばれる学説によれば、デートで観ると男女の距離が縮まるタイプの映画のようだ。“吊り橋理論”とは、吊り橋の上にいるようなハラハラ、ドキドキの興奮状態が続いていると、人は自分が恋愛しているかのように認識してしまうこと。通常は恐怖のあまり興奮状態になるホラー映画の鑑賞が効果的だと言われているが、本作でパーシーの親友・アナベスを演じたアレクサンドラ・ダダリオが、「モンスターがいる魔海に行くから、そこで信じられないようなことが起こるの。ハラハラする瞬間が、今回は別のレベルになっているわ」と話しているように、本作でのパーシーたちのクエストはさらなるドキドキとハラハラの連続なのだ。また、吹き替え版では前作に引き続き人気声優の宮野真守、本作でハリウッド映画デビューを果たした渡辺麻友、ふなっしーが担当していることでも話題だが、現在「BeeTV」で好評配信中の「声感☆ラブメッセージ」を監修した恋愛科学研究所所長・荒牧佳代さんによれば、女性は吹き替え版での映画鑑賞でより女子力をアップできるという。「もともとイメージング能力の高い女性は、ファンタジーものが大好き。素敵な男性の声を聞くだけで脳がときめきを感じ、快感ホルモンであるドーパミンが大量に分泌されます。ときめきの快感は、恋愛の感性が磨かれますので、女性をより女らしくさせるでしょう」と語った。さらに、“吊り橋理論”に対しても、本作を観た荒牧さんは「終始、まるで遊園地のアトラクションに乗っているような体験ができるので、観ているだけで緊張感が高まり、イメージング能力の高まりと合わされば、恋の媚薬ホルモンPEAの分泌を促進させ、ときめきのボルテージもますますアップ」と、解説する。特に本作では、パーシーがアナベスや仲間たちを守るべく男らしい台詞を、声までイケメンの宮野さんが多数吹き替えているため、そのことだけでも女子力アップが期待できそう。ほの暗い映画館から出てきた後も、ハラハラ、ドキドキの展開が待っているかもしれない。『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』は全国にて公開中。
ドラマ版「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」、配信から6日間で視聴者数1330万人 2023.12.27 Wed 13:20 12月20日にDisney+とHuluで配信開始(日本ではDisney+で独占配…