イチロー選手が予告編に登場したことでも話題となっている、黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンを描いた映画『42~世界を変えた男~』。メジャーリーグ全球団の中で唯一、永久欠番となった男の奇跡の実話に、“ミスタープロ野球”こと、あの長嶋茂雄氏からもコメントが到着した。この男なくして、イチローや野茂英雄の登場なし。多くの日本人が知らない“ヒーローになった男”。それが、初めての黒人メジャーリーガー選手、ジャッキー・ロビンソンだ。ジャッキー役を若手俳優チャドウィック・ボーズマン、彼と共に歩んだ球団オーナーをハリソン・フォードが熱演して壮絶な史実を描き、そのドラマティックな真実は、全米、そして世界中を感動させている。これまで、ジャッキーがつけた背番号「42」を背負ったイチロー選手が登場する予告編に加え、妻・ロビンソン夫人による巨人軍・原監督への表敬訪問、ダルビッシュ有選手による「ジャッキー・ロビンソン財団」への寄付など、球界全体で応援してきた本作を、ついに“ミスタープロ野球”の長嶋氏も鑑賞、「素晴らしい映画を見せてもらいました」とその感想を語った。長嶋氏と言えば、選手時代、監督時代と長きに渡り野球界を盛り上げ続け、その人気ぶりは野球ファンだけに留まらず、“ミスター”の愛称で日本国民に愛され続けている。今年、元メジャーリーガー、松井秀喜と共に国民栄誉賞を受賞したことでも話題となり、現在でも彼の一挙手一投足が数多くのニュースで取り上げられる、まさに国民的英雄だ。アメリカの国民的英雄であるジャッキーの真実を描いた本作の感動は、日本人メジャーリーガーのみならず、日本の国民的英雄である“ミスター”にまで波及。そんな“伝説”と呼ばれた男たちはみな、差別を“やり返さない勇気”を示して本当のヒーローとなり、世界の心をつないだジャッキーたちの偉業に現在も敬意を払っている。『42~世界を変えた男~』は11月1日(金)より全国にて公開。