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【MOVIE BLOG】会社の垣根を越えて

ちょっと前の話になってしまいますが、現在大ヒット公開中の『陽だまりの彼女』の試写会がありました…

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三木孝浩監督(左)と小川真司プロデューサー(右)。
三木孝浩監督(左)と小川真司プロデューサー(右)。
  • 三木孝浩監督(左)と小川真司プロデューサー(右)。
ちょっと前の話になってしまいますが、現在大ヒット公開中の『陽だまりの彼女』の試写会がありました。

試写会といっても単なる試写会ではなく、ぴあカードと衛星劇場、シネマズ by SHOCHIKUの企画の試写会で「映画は観るだけじゃない!ティーチイン試写会&懇親会」というものでした。

松竹さんによるものに、何故東宝の僕が絡んだのか?

答えは簡単です。
松竹の同期からお誘いを受けて純粋に面白いと思ったからです。
イベントタイトルにあるように確かに「映画は観るだけじゃない」。
観てから色んな人と話すのがまた楽しいわけで、
そういう場を監督プロデューサーと共有できたら
映画ファンとしてはたまらないのではないでしょうか。
普通に僕も参加してみたいと思いました。
だから、話をもらった時に即答で「やろう!」と言いました。

さらに、『陽だまりの彼女』は東宝、アスミック・エースの共同配給なのですが
製作の幹事はアスミック・エースさんなので、
色々な会社の垣根を越えているわけです。
しかも、プロデューサーは『ノルウェイの森』で死ぬほどお世話になった
(今は「ブリッジヘッド」という会社で独立している)小川真司プロデューサー。
やらないわけがない。
ちなみに、三木孝浩監督はかつて僕が担当していた『いま、会いにゆきます』の
主題歌・オレンジレンジの名曲「花」のPVを撮っていた監督でした。
もうやるしかない。

思えば自分もそうですが、映画って会社で観たりしないですよね。
もちろん映画会社によって配給作品に一種の傾向はあるとは思いますが、映画は作品主体。
観る観ないの判断基準は会社ではなく、あくまで作品ですよね。

今回の試写会は大海の一滴みたいなことだと思いますが
それでも、そんな一滴が大きな波になることもあるので
これからも会社の垣根を越えて、映画のために色々やっていきたいと思います。


でも、他社さんの試写室でイベントに立ち会うっていうのは、なかなか面白かったです。笑
でも、シネマカフェさんのページで他サイトのイベント告知しちゃってごめんなさい。。


【2013.10.18】
《text:Yusuke Kikuchi》

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