ミシェル・ウィリアムズが来年4月、ブロードウェイ・デビューを果たすことが決定した。ミシェルが出演するのはミュージカル「キャバレー」。来年4月から始まるラウンダバウト・シアターのリバイバル公演でヒロインのサリー・ボウルズを演じる。1972年製作の映画版『キャバレー』でこの役を演じたライザ・ミネリはアカデミー賞「主演女優賞」に輝いている。共演は、1998年にブロードウェイで同作リバイバル公演に出演し、トニー賞「主演男優賞」を受賞したアラン・カミング。演出は98年の公演も手がけた『007/スカイフォール』のサム・メンデスと『NINE』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』のロブ・マーシャル。マーシャルは振り付けも担当する。8月9日(現地時間)に33歳の誕生日を迎えるミシェルは、『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞「助演女優賞」に、『ブルーバレンタイン』では同「主演女優賞」にノミネートされ、マリリン・モンローを演じた『マリリン 7日間の恋』でゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門「主演女優賞」を受賞した実力派。舞台は2004年にジェシカ・チャステインが主演したチェーホフの「桜の園」に出演経験がある。今度は歌と踊りにも挑戦し、新境地開拓となりそうだ。