ナオミ・ワッツは新作映画『ダイアナ』のタイトルロールを引き受けるまでに、実は2度も断っていたのだという。この作品での主演がキャリアの致命的失敗に終わることを恐れていたというナオミだが、1度目に断った後もこの伝記映画から完全に離れることができなかったのだそうだ。「The Sunday Times」紙のスタイル誌で、ナオミは「私もこれは難しい仕事だと思ったわ。信じて。だから2回も断ったのよ」「ちょっと悩んだんだけど、『ノー』と言ったからといってすっきりしなかったの」と話す。通常は役を断った後に満足感を得ると言うナオミだが、このときは違った感覚に襲われ、より一層ダイアナ妃を知ることに興味を持ったのだと説明している。「『ノー』と言うと開放感を得るときもあるけど、このときばかりは違ったの。この女性の人生にはとても興味をそそられる何かがあったのよ。まったく並外れていたんだもの」「彼女はずっと特権のある生活を送ってきたわけだけど、彼女が移り住んだ世界には何一つとして一般的なものがなかったのよ。誰も生き抜くことのできない名声というものがあるという考えが気に入ったのよね。それってとてもダークなことだけど、真実でもあると思うの」。続けて「それに実在した人物を演じるってことにも何か意味があると思うのよね。世間も興味を注ぐし、もちろん観衆もね。それに俳優としては間違いなく興味深いことだわ」と語った。
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