『マジック・マイク』のオリヴィア・マンがジョニー・デップ主演最新作『Mordecai』(原題)に出演するための交渉中だ。「Deadline」の報道によると、キリル・ボンフィリオリが1970年に発表した原作をデビッド・コープ監督が映画化し、ジョニーほか、グウィネス・パルトロウ、ユアン・マクレガーら豪華共演が話題となっている本作で、オリヴィアは出演オファーを受けているようだ。『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』や『スパイダーマン』などの大ヒット作の脚本を執筆したことでも知られているデビッドは今回、エリック・アロンソンの脚本を基に映画化に取り掛かることになっていて、主演のジョニーもアンドリュー・ラザー、クリスティ・デムブロウスキーらと共にプロデューサーを務める予定だ。本作は、ジョニー扮するアート・ディーラーで詐欺師のチャールズ・モルデカイが、失われたナチスの金塊が密かに眠る銀行口座の暗号が隠されていると考えられている盗まれた絵画を見つけるため、ロシア人やイギリスの諜報機関MI5、さらに国際的なテロリストなどと対決するという作品だ。 また、本作はこれまでワーナー・ブラザースで長らく温められてきた企画だが、今年初めになってようやく企画の進展が見られるようになった経緯がある。