WOWOWで現在放送中の「リゾーリ&アイルズ」シーズン3に出演しているリー・トンプソン・ヤングが19日(現地時間)、ロサンゼルスの自宅で拳銃自殺を図り、29歳の若さで亡くなった。ロサンゼルス警察の発表によると、リーは19日朝の「リゾーリ&アイルズ」の撮影現場に姿を見せず、スタッフが連絡を取ろうとしたが、どうしてもつながらず、ノースハリウッドの自宅アパートの家主に確認を依頼したところ、部屋で遺体が発見された。遺書はなく、生前に毎日つけていた日記の内容からも自殺の理由は見当たらないという。リーは98年からディズニー・チャンネルで放映された「The Famous Jett Jackson」(原題)でタイトル・ロールを演じて人気を博し、2004年『プライド 栄光への絆』やTVシリーズ「フラッシュフォワード」などに出演。「リゾーリ&アイルズ」ではヒロインのひとりでボストン市警の刑事、ジェーン・リゾーリの相棒・バリー・フロストを演じていた。リーの代理人は「TMZ.com」に「非常に悲しいお知らせですが、リー・トンプソン・ヤングが今朝、自ら命を絶ちました。リーは若く才能あふれる俳優だっただけではなく、素晴らしく、優しい心の持ち主でした。惜しまれる存在です」とコメントを寄せた。悲報を受けて、ドラマは撮影を中断。Twitterの番組公式アカウントは「リー・トンプソン・ヤングの訃報を受け、我々は深い悲しみに沈んでいます。彼のことを懐かしみ、いつまでも忘れないでしょう」とツイートした。